電機メーカーで働く23歳がCEATEC2016で気になったモノ

    2016/11/01

 

こんばんは!けんとしです。

 

 

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10月4日(火)~10月7日(金)まで幕張メッセで開催されていたCEATEC2016に行ってきました。

子供のころはゲームを遊び倒し、青春は部活に費やし、大学生活はサークルやNPOの活動に精を出し現在はサラリーマンをしているごく一般的な20代男性の視点で「これは面白いな!」って感じたモノをいくつか紹介します!

 

 

CEATEC2016概要

 

CEATECは毎年10月に幕張メッセで開催されているIT&エレクトロ二クスの総合展示会で、今年で16回目を迎えるイベント。

 

最終製品メーカーから部品メーカー、IT企業まで幅広く出展しており一日いても回り切れないような規模がある。また、会場内にある会議場では分野ごとのスペシャリストによるカンファレンスが終日開催されており、事前予約しないと入れない場合もあるくらい人気だったりもする。

 

ただ、日本の市場が縮小してきたため来客数および出展数は2007年をピークに年々減少している。

 

そんな事情もあって、2016年からはCPS/IoT EXHIBITIONと題し、実世界にあるデータを収集・分析し産業の活性化および社会問題の解決を図る(CPS)やさまざまなモノがインターネットとつながる事(IoT)をメインテーマとした展示を行っていました。

 

 

入場には登録が必要で、会場で登録すると大人は1000円かかる。しかし、事前にwebで登録していくと無料で入場できるため多少手間でも事前登録をおススメする。

 

 

名前の知られた大企業だけではなく、先鋭的な取り組みをしているベンチャー企業も多数出展しているため対応してくれた方が代表だったりしてその場でビジネスにつながるような事もありそう。
(会場内には商談スペースもいくつか設けられている)

 

 

僕が訪れたのは昨年に引き続き2回目。取引先が多数出展しているし、部品メーカーの最新の開発動向を知る事ができる場は他にはそうそうない。打ち合わせで話を聞くことはあるけど、やっぱり実物を見たほうが理解しやすいしね。

アプリやIT、ものづくりに興味がある人はぜひ行ってみて欲しい。

 

 

気になったモノの紹介

 

zapzap  書籍をスマートにチラっと読む(楽天)

 

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昨年に引き続き2回目の出展をしていた楽天。

 

楽天市場など自社のEコマースサービスを利用している店舗向けに、実店舗に訪れた人が楽しんで買い物ができるような製品(ソフト)を展示していました。

 

 

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例えば、お客さんが決められた位置に立つと着ている服装から属性を判断し、コーディネートを提案してくれるシステムなどがありました。

 

 

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中でも気になったのが、台の上に本を置くと本に書かれている単語のうち多く出現するものが本の周囲に現れるというzapzapというシステム。

 

すごいのは単語が表示されるだけではなく、単語をクリックするとその単語が含まれている文章も表示してくれるというところ。

 

本屋さんで気になった本を手に取り、どういう内容なのかを知りたい時にすごく役立つ。

ただ、今だと登場人物の名前を除いて表示する事は出来ないみたい。

 

インターネットとつながって、書店員さんが読んだ感想なんかが表示されるようになったら僕は頻繁に本屋に足を運ぶな。

 

 

RoBoHoN (SHARP)

 

鴻海精密工業に買収されたSHARPも昨年と変わらずに出展していました。

 

 

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目玉はロボホンという、おはなしや身振り手振りが出来るロボット

これはすごかった。プレゼンでは2台のロボホンがお互いに会話して来場者に向けて挨拶をしていた。

 

音声も不快感が残る訳ではなく自然に聞く事が出来るようになっており、「これなら受付や美術館で人の変わりとして置いてあっても良いのでは」って思わせるクオリティ。

 

 

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ロボホンは単体でも機能するが、IoTを使えば踊ったりしゃべったりする以外にも様々な用途があるみたい。

 

例えば、IoTテーブルとロボホンを組み合わせると、スマホをテーブルに置くだけで注文ができるようになる。

加えて注文内容に応じてロボホンがおすすめのメニューを提案してくれたり、商品を待っている間の話相手になってくれるのだ。

 

ロボットが身近にいる生活もそう遠くない未来にあるんだなって感動しました。

 

 

マイクロコミューター (Honda)

 

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HondaはVariable Design Platformの考え方を活用したオープンイノベーションモデルとして、多様なユーザーニーズに対応すべく3Dプリンターを活用した車を展示。

 

 

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デジタル製造技術をコアテクノロジーとした、ハードウェアとソフトウェアとデザインを融合したプロダクト・サービス開発を行っている株式会社Kabukuがデザインを担当。

 

 

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Hondaはただモノづくりをするだけではなく、モノを通してどういった課題を解決できるのかまで考えているような展示をしていました。

 

モノを作って終わりではなく、ユーザーが使いようにソフトやアプリにも力を入れていく事が求められていますが、多くのメーカーは現在作っている製品やブランド守ることにリソースを割かざるを得ない状況にあります。

 

その中でHondaはモノづくりの先、ユーザーや社会まで見据えて開発を行っており素晴らしいと素直に感心しました。

 

 

PaperLab  (セイコーエプソン)

 

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PaperLabはセイコーエプソンが開発を進めているオフィス製紙機。

 

IT企業なんかでは電子決裁が主流なのかもしれません。しかし、まだ多くの企業では紙での決裁を行っていたり、打ち合わせでは紙に印刷する事も多いと思います。使用した紙はリサイクルに回されるが、輸送するためにエネルギーを消費したりコストがかかっていたりするもの。

 

「いやはや、環境に負荷がかかっているなあ」とたまーに反省する訳なんですが、なんとPaperLabは使用済みの紙を繊維に戻し、再度成形する事で新たな紙にする事が出来るのだ!

 

再生した紙を触ってみると少しざらつきがあるものの紙としての役割は果たせそうな印象。再生した紙をさらに再生しつづけると紙がどんどん固くなってしまうため、永久機関にはならないみたい。

 

 

Live Talk  (富士通)

 

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今すぐにでも商品化して欲しいシステムが富士通のLive talk

 

話した言葉をコンピューターが認識し、リアルタイムで複数の端末で別々の言語に自動翻訳されたものが表示される。

 

特徴はリアルタイムで変換されるという事で、タイムラグが少なく多言語での会話スピードの向上が見込める。

例えば外国人の授業も和訳を待たずに聴講出来たり、逆に海外の人に向かっても翻訳する必要がなくなるため、誰でもグローバルに情報を発信する事が容易になる。

 

 

 

網膜走査型レーザーアイウェア (富士通)

 

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続いて紹介するのも富士通が開発中の製品。

 

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こちらは網膜に映像を映し出すという画期的な製品。

網膜に直接映し出されるため、ロービジョン(米国の定義に基づくと、矯正視力0.1から0.5)の方々でも鮮明な画像を見る事が出来るというモノ。

 

 

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体験用として容易されていたアイウェアには左目だけ実装されていた。

使用した感想は、視界の中にぽつんと画像が浮かんでいるような感じがあり、周囲が見えていない訳ではないので歩きスマホほど危なくなさそう。

僕も目が悪い事で不自由する面は多々あるので、ロービジョンの方にはすごく魅力的な製品になるだろうな。

 

 

Make up sheet   (panasonic)

 

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最後に紹介するのは、Panasonic社が開発しているMake up sheet

 

 

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まずは顔をスキャンし、自分の顔のどの部分にシミがあるのかを判別してもらいます。

そして、印刷ボタンを押すと…!!

 

 

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自分だけのメイクアップシートが出来るんです!!!!

 

ちなみに、この説明員のお姉さんにもMake up sheetが貼ってあるんですが、お気づきでしょうか。実は向かって左頬に貼ってあるんですね。

 

 

最初説明を聞いた時に様々な角度から見ても貼っていないように見えたため、じろじろ見すぎて退場させられるかと思うくらいわかりませんでした。

 

貼ってあるのに気付いたときには「あ、あー!!!ああーー!貼ってある!!!貼ってあるわ!あるある!ある!え、すごいあああー!」ってボキャブラリーを失い叫んでしまいました。心の中で。

 

 

 

終わりに

 

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7つほど紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

会場内にはわくわくするような製品がまだまだたくさんありました。

 

少しでも興味を持ったかたはぜひ来年行ってみてください。

次回は2017年10月3日~10月7日に開催されるようです!

 

 

 

 - たずねる