【丸環を作ろう!】糸鋸で切り出し編
作業場は表参道のマンション
どうもこんばんは!けんとしです。
僕が彫金教室に通い始めた事を前回は書きました。
今回からは作業している様子を書いていきます。
彫金を学び、装備を揃え、レベルアップし、ライバルが現れ、しのぎをけずり成長していくものの、強大な力をもつ敵に敗北し、挫折するも今までライバルだったやつらに協力してもらいオーディションを勝ち抜きイベントに出店するという往年の少年漫画的な感じに進めていく予定です。あ、すみませんこれはもう決まっている事なんです。
なので、目下彫金の腕をあげイベントに出店する事が目標になります!
そんな少年のようなけがれ無き心を持つ僕が通っている教室がこちらです。
結構こじんまりとしていますが、何を隠そうこの教室は表参道にほど近いマンションの一室。
見た目は普通の家で最初入るのためらったからね。
めっちゃ美人なマダムが出てきて「あら、どなた?寒いからひとまずお入り。」なんて言われたらどうしようって思ってたからね。
(出てきたのはモンベルが似合うお散歩大好きお兄さんだった)
線を引く位置がとっっっっても大事
この教室で僕は丸環を作っています。
(丸環はネックレスを首に留める時の留める部分に使うんだけど、わかるかな?)
丸環を作るためにまずは銀板から4mm×20mmの板を切り出します。
銀板
黒くマジックで縦に塗られている部分が右端から20mm。
写真だとわかりづらいが上の方にも横に線が引かれている。
黒のマジックだと手で触ってしまった時に消えてしまうためピンバイスという道具で傷をつける。
ピンバイス
で、線を引いた後に糸鋸で削っていきますが重要なのが線を引く位置。
線をどのあたりに引いたのか覚えておくことが大事!
4mmを切り出したいならば、この後やすりでけずって整えるという作業があるため4mmより少し大き目に糸鋸で切り出す必要があります。
そうなると線も4mmより少し大き目に引かなければいけないよね。
大体4.3mmくらいの位置に線を引き、上をなぞるように糸鋸で切り出せれば◎。
誤って4mmに線を引いてしまったとしても、糸鋸で切る際に線を踏まないように切れば0.2mmくらいは大きくなるから大丈夫。
大事な事はどの位置に線を引いたのか認識しておく事。
糸鋸は力を入れずに上下にゆっくり
上手く線を引けたら糸鋸で切っていくのだがここでつまずく。
ポキン!!!!!!!
僕「あ、コレあかんやつやわ……」
大きな音とともに鋸刃がぴゅーっと飛んでいく。
その後もポキンポキンポキンと20mm切っていく間に3本も糸鋸を折り、パワー系男子の片鱗を見せる。
一緒に作業している人「あ、私も折りましたよ、2本くらい…」
という絶妙にフォローになっていない言葉に励まされ、何とか切り終える。
先生に聞くと、前に押しているから折れやすいらしく、力を入れずにひたすら上下運動を繰り返すだけで切れるとの事。
(詳しい糸鋸の使い方や選び方はまた別の記事に書きます)
ちなみにこれ切り終えるのに45分くらいかかってるからね!
鋸刃をセットするのにも時間がかかるのであせらず地道に切っていくのが何だかんだ一番早い。
この後やすりで長方形にしていくんだけど、これがもうめちゃくちゃ難しかった。。。
切り終わったあとのシルバーかすもしっかり集めます!高いからね、シルバーは。
今回は以上です。
次回はやすりをかける所からスタートします
読んでくれてありがとう!